どんぐりから植樹へ

ナラ枯れが広がりどんぐりの木が傷んでいます。穴があいた木の根元に白っぽい木くずが広がる様子が、緑地保全の森でも近所の公園でも見掛けます。

キクイムシとウィルスが引き起こすとされるナラ枯れには有効な対策が無く、元気な木は生き残れるようですが、多くの木はダメージを受けるようです。

もしも木が枯れてしまうと緑地への影響も少なくありません。そこでどんぐりから苗木を育てて植林することを始めました。

発芽から植樹までは数年掛かりますが、家庭でもどんぐりの木を育ててもらい、ある程度大きくなった頃に植樹に提供頂く工程を考えています。

緑地保全の森で拾ったアベマキと近所の公園で採取したマテバシイを、水に漬けて沈むものを採用しました。アベマキは殻斗とついた実とついていないものを試しましたが、殻斗付は小さくて穴があいていたり、水に浮くものがあったりしたので20個すべて廃棄しました。

アベマキは蒔いてから一カ月ほどで12個中、4個が発芽しました。一方、マテバシイ60個に変化はありませんでした。

お家でどんぐりの芽を育んでもらえるように、どんぐり付の芽を鉢に植え替えて苔をあしらいました。橋にひっそりと繁茂している苔を利用しました。

配るモックが出来たので、次は配布・育成を進めていきます。

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