2025/01/16_保育園で紙のコマづくり

過去数年、保育園で段ボールを再利用したコマづくり教室を行っています。

レーザー加工機で段ボールを直径10cmの円に切り出します。同時に中心部をΦ1.8mmの爪楊枝を通す穴を空けます。切り出した段ボールに爪楊枝を通すとコマは完成なのですが、対象年齢は5歳なので爪楊枝を穴に通すときに問題が発生しました。

二年前は直径1.8mmの穴は、爪楊枝の先で止まると考えていましたが、爪楊枝の2mmの太軸まで貫通させてしまいました。

昨年は内径1.8mmのシリコンチューブを段ボールコマの軸に接着し、そこに爪楊枝を通すようにしましたが、シリコンチューブを剥がすまで爪楊枝を突き立ててしまいました。

ことしはカルトナージュ厚紙を星形に切り出し軸受けにしました。この軸受けにΦ1.8mmの金属製ハトメを押し込み、これに中心部を星形に切り抜いた段ボールコマに押し込み、さらに爪楊枝を通してコマをつくることにしました。

Φ1.8mmの金属のハトメにいくら爪楊枝を押し込んでも、穴は広がることはなくて問題はないと思いました。

しかしことしもトラブルが頻出しました。一つは一度貫いた爪楊枝を引き抜いたために、ハトメが爪楊枝と一体となり抜けてしまったこと。二つ目はハトメ付き星形の厚紙と段ボールの切り抜かれた星形を、何度も抜き差しして段ボールが変形したことです。

厚紙にハトメを押し込んだだけだったので抜けるのですが、まさか”抜く”という発想がありませんでした。対策はハトメと厚紙の接着となります。

ほぼ強度の期待できない段ボールに何度もハトメ付き厚紙を抜き差しすること自体に無理がありました。段ボールではなく、カルトナージュ厚紙でディスクを作成するとこの問題は解決しますが、廃品再利用のコンセプトからは外れてしまいます。

次々と壊れた段ボールコマを瞬間接着剤で修理しながら工作教室は無事に終了できました。一つのテーブルに4名で、7テーブル、28名の参加でした。各テーブルの4名で、一番長くコマを回した子どもに”キラ”コマをプレゼントすると言うと、”欲しい”と大歓声が起こったのはうれしい限りでした。

毎年、子どもたちの予想外の行動には悩まされますが、できる限り改良を重ねていきたいと思っております。

厚紙だけで作成したコマで、長い時間まわるのですが、段ボールのような”暖かみ”が無いように思えます。爪楊枝を刺して回すよりは、変形してままならない段ボールに悩みながら工作してくれる方を望むのは、少し大人のエゴでしょうか(笑)。

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